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症例ブログ

5歳女の子「下の歯が前に出ていてかみ合わせが気になる」受け口に対して「あいうべ体操」とマウスピース型矯正装置「プレオルソ」を併用した後、固定式の装置で小児矯正を行った症例

2022年12月15日 (木)

ご相談内容

親御様から「下の歯が前に出ていて、かみ合わせが気になっている。矯正について詳しく聞きたい 」とご相談をいただきました。

 

Before

 

After

 

カウンセリング・診断結果

かみ合わせの検査を行ったところ、下あごの骨に比べて上あごの骨の成長が不足しており、下あごが前に出て受け口になっている「骨格性の反対咬合」であると診断しました。
また普段から口呼吸をしているため、口の周りや舌の筋力が弱くなり、舌の位置が下がっていることも、上あごの成長不足の原因になっていました。
このまま成長すると、上あごの乳歯が永久歯に生え替わる際に、歯の並ぶスペースが足りなくなり、歯並びが悪くなる可能性がありました。

親御様からは「今後のためにきれいに治したい」とご希望がありました。

 

 

行ったご提案・治療内容

上あごの成長を促すため、お口と舌の運動を行う「あいうべ体操」と、マウスピース型の小児用矯正装置「プレオルソ」を併用した治療を選択し、口呼吸と反対咬合の改善に努めました。

あいうべ体操は毎日継続していただけました。
プレオルソは、家にいる間と睡眠中にお口に入れて使用します。最初はむせてしまうことが多く、あまり入れられていない状況でしたが、日を追うごとに使用できる時間が長くなりました。

プレオルソの使用開始から1年が経過し、反対咬合は改善しつつありましたが、まだ十分とは言えない状態でした。
その後さらに1年経過を見ましたが、上あごの成長が足りなかったため、上あごの骨を広げるための「急速拡大装置」と、上あごを前に引き出すための「上顎前方牽引装置」を併用した矯正治療に移行しました。

急速拡大装置は取り外しができず汚れが付きやすいので、定期的にブラッシング指導(計3回)を行い、虫歯や歯周病の予防と患者様のモチベーションの維持に努めました。
また、ガムを用いてあごを鍛える「ガム噛みトレーニング」をご説明し、実施していただきました。

 

 

術後の経過・現在のご様子

順調に上あごが成長して反対咬合が治り、永久歯が生え替わるタイミングでもスペースが不足することなく、歯がきれいに生えそろいました。
患者様のお顔の表情も、口角が自然と上がるようになり、笑顔がとても明るい印象になりました。
親御様や患者様から「きれいな歯並びになって嬉しい」とお喜びのお言葉をいただき、私共も大変嬉しく思います!

 

 

この治療のリスクについて

・装置の装着について決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られないことがあります。
・矯正中は発音がしにくい場合があります。

 

 

年齢・性別:5歳女の子

 

診療種別:自費診療

 

治療期間の目安:5年(プレオルソ約3年、急速拡大装置約2年)

 

治療費総額の目安

総額 417,000円
(詳細)
プレオルソ精密検査:27,000円
プレオルソ装置料:100,000円
急速拡大装置精密検査:27,000円
急速拡大装置:340,000円
(今回はプレオルソ併用の割引で240,000円)
フェイスマスク:18,000円
処置料:5,000円/月

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