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症例ブログ

70代女性「前歯が当たって噛めない」重度の歯周病で倒れかかった歯に「部分矯正」を行い、白くて汚れが付着しにくい「オールセラミッククラウン」で治療した症例

2023年4月11日 (火)

Before

After

ご相談内容

「前歯があたって噛めない」とご来院されました。

 

 

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右下の前歯(側切歯/2番)はかなり揺れていて、横に倒れかかっている状態でした。
右下側切歯の隣の歯(犬歯/3番)も、側切歯の方へ倒れかかっていました。
下の前歯2本(中切歯/1番)の歯と歯の間には隙間があり、並びはデコボコでした。
噛み合わせたときにデコボコな前歯が先にあたってしまい、奥歯が噛みづらくなっていました。

レントゲン写真を確認したところ、右下側切歯の根っこ「歯根」の周りは、歯を支える骨「歯槽骨」がなくなり、浮いているような状態でした。
中切歯間の歯槽骨もかなり下がっていることが認められました。

中切歯2本と右下の側切歯は、重度の歯周病と診断しました。
特に右下側切歯は、歯根の全周に骨がないため、抜歯せざるを得ないほど歯周病が進行していました。

 

 

行ったご提案・治療内容

歯周病と歯並びが原因で右下側切歯は抜歯になることを説明しました。
その後、下の前歯が何もしなくても痛みがある「自発痛」が生じたため、抜歯だけでなく中切歯や犬歯を含めた治療方針を立てました。

今後の治療として、下の前歯部(中切歯と犬歯)の一部だけ矯正治療を行う「部分矯正」を行ったあと、抜歯した部分を含めた連結した被せ物「ブリッジ」の装着をご提案しました。
ブリッジは歯周病である歯の安定を考え、左下の犬歯から右下の犬歯まで被せ物を連結し、素材は白くて汚れが付着しにくい「オールセラミッククラウン」を選択しました。
セラミックを被せる時、歯並びがデコボコのままだと歯を削る量がとても多くなります。
加えて歯の位置の問題で、歯磨きのしやすさである「清掃性」が悪く、治療後の経過に不安が残ります。
この2点を解決するために、部分矯正を先に行って傾いてしまった歯を元に戻し、削る量を最小限にし、清掃性の向上を図りました。

下の前歯の部分矯正時は、歯周病で弱った歯茎に無理をさせないよう、歯を動かす力のコントロールに細心の注意を払いました。
ブリッジを製作する際は、一度仮歯を装着し、噛み合わせや清掃性などの確認を行ってから、オールセラミッククラウンのブリッジを装着しました。

 

 

術後の経過・現在のご様子

歯並びが改善し、ブリッジの装着で見た目も改善されました。
噛み合わせても痛みや違和感がなく、経過は順調です。
患者様は、「痛みもなく、しっかり噛めるようになった」と大変喜んでいただけました。
現在は、定期的なメンテナンスにてご来院されています。

 

 

この治療のリスクについて

矯正治療中は、汚れを取り除いてお口の中を綺麗な状態に保つことが難しくなるため、「セルフケア」が重要になります。

 

 

■年齢・性別

70代女性

 

■診療種別

自由診療

 

■治療期間

約2ヶ月半

 

■およその費用

オールセラミッククラウン 720,000円
(1本120,000円×6本)
部分矯正 250,000円

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