2025年7月15日 (火)
詳しく検査するためにレントゲン、CT撮影などの資料取りを行い口腔内を拝見すると、虫歯や動揺がみられる歯があり、歯茎にも強い腫れや炎症もみられました。
奥歯の状態を診断した所、ご自身の歯を残すことが難しいと判断し他の歯への負担も考慮してインプラントを提案させていただきました。
また、前歯もご自身の歯を残す事が厳しい状態でしたが、根管治療をし、被せ物をしたあとに部分矯正を行うことで歯を残すことができる可能性がありました。患者様のご自身の歯を残したいという気持ちと将来的にしっかり噛めるようにしたいという希望もあり、前歯は被さっていた被せ物を外し根管治療後に部分矯正を行い白く丈夫なジルコニアセラミッククラウンを被せご自身の歯を残していくチャレンジすることとなりました。
奥歯の治療では抜歯をした所にインプラントを埋入し、根の部分が生着されるのを待ってからジルコニアセラミッククラウンを被せました。
このことにより、前歯で温存が厳しかった歯も治療をして5年ほど経ちましたが、全体的に良い状態を保てています。
前歯部の根管治療では腫れや痛みなどの症状も少なく終えることができ、ジルコニアセラミッククラウンを被せた後の部分矯正では歯への負担を減らすために咬合調整なども行いました。部分矯正を行ったことでご自身の歯を残すことができ、見た目も良くなり患者様も大変喜ばれていました。
また、抜歯になった歯も最小限に抑えられた事と、インプラント治療を組み込んだことにより、自分の歯でしっかり食べられるようになり、患者様も御満足されていました。
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